【保存版】広告代理店が教えるweb初心者企業が広告をゼロイチから始めるポイントをまとめたよ!
僕は小さな広告代理店で働いています。
ある程度の人が知ってる有名な企業の広告業務も
まだ誰も知らない企業の商品もweb広告しています。
今回は、街のお花屋さんとか雑貨屋さんとか、ラーメン屋さんとか
小さな街の歯医者とか車屋さんとかが、webで集客したい!
そんなにお金(予算)無いけども、web上からお客さんを集めたい!
と言う人向けにwebの広告代理店の僕が僭越ながらアドバイスしたいと思います。
目次
代理店の僕がクライアントから言われる“あの”セリフ
仕事上、本当に街の○○屋さんの様な地域密着型の店舗さんとお話する事があります。
このブログを見ている方は信じられないでしょうが、2017年になろうともする
この時代でも未だに
- Webサイト(ホームページ)を持っていない
- 持ってはいるけど、もう数年間も放置
- 無料のブログ(アメブロとか)だけは作った
と言う様な方が結構多くいます。
そういう社長や担当者とお話とすると決まって出るセリフが
「●●(競合)の様なキレイでカッコイイwebサイトが欲しい」
と言う言葉。
今までクライアントから何度も聞いたセリフ。
僕は凄く違和感を覚えるのです。
Webサイトはキレイ、かっちょよく作る必要は全く無い
僕が初対面で会う担当者がこういう風にしたいと言うwebサイトは
超大手企業のサイトだったりします。
たまたま広告をクリックしたら、自分のフィーリングにズバッと刺さったページ
などを見せてもらい、コレみたいにしたいと言われる事もあります。
webやインターネットで集客をしたり、サービスを提供したいとなれば
当然webサイト(ホームページ)が必要になりますよね。
少しでも自分のイメージに近づけたい気持ちは十分に分かるのですが
これも大概の方が予算(どれくらいでサイトを作りたいか)を聞くと
とてもじゃないが、そんなサイトを作れる足元にも及ばない予算だったりします。
分かりやすいイメージで言うと、20万円の予算でフェラーリの新車が欲しい
と言うくらい無茶な要望です。
しかもweb制作の場合、視感的に見る事が難しい「技術」だったりするので
ネットリテラシーが低い方の場合
こちらが
「その予算だと厳しい」
と言うと
「もっと安い会社があるんじゃないか」
って考えていたりするんですよね。
(これは安かろうで提供してるweb制作会社や代理店にも責任があると思ってます)
綺麗でカッコイイwebサイトにした方が良いに越した事はないですが
もっと大事な事は
ユーザー(お客様)が欲しがってる情報を的確に分かりやすい構成にする事
の方がよっぽど大事です。
キレイでカッコイイページを作ってるアノ企業は
的確に分かりやすい構成にする事
を既に十分やった上で、キレイでカッコイイページも作った
と思った方が良いでしょう。
最初の広告費は少し多めに確保する事
ユーザー(お客様)が欲しがってる情報を的確に分かりやすい構成にした
ホームページを作ったと仮定すると
そのホームページは、時間を掛けてYahoo!やGoogleでいずれ検索結果の1ページ目などの
上位表示される様になります。
ただし、作成したホームページには都度更新をして常に新しい情報や商品やサービスの事などを
加えていく必要があります。
GoogleやYahoo!で検索結果の上位表示がされる様になれば、広告費を掛けなくても問い合わせや
成約に繋がります。
これがwebで売上を上げる理想形です。
しかしこれには時間が掛かります。
簡単に上位表示されれば誰もが苦労しないですからね。
ライバル企業だってGoogleに認めてもらうために日々改善しているはずなので。
検索結果で上位表示されないと、ほとんどの場合
お客様は商品やサービスを知る事がありません。
そもそもweb上でどうやっても、知るすべが無い。
と言う言葉が正しいかもしれないです。
時間が掛かる事が多い検索結果上位表示まではお客さんにホームページを
見てもらう事すらほぼゼロに近いので、有料の広告を使って集客します。
最初のテストだからなるべく少額の予算で
テスト的に予算を使いたい
こういう会社さんがほとんどなんですが、僕は広告をやると決めたら
僕はある程度の予算を確保する事を強くオススメしています。
少し多いかな?無茶したかな?
と思うくらいの広告予算を投下する事をオススメします。
何で最初の広告予算から多めにするのか?
Web広告のほとんどは、今では誰でも簡単に少ない金額から出来る様になりました。
数千円から広告が試せると言う事で爆発的に市場が伸びたのがweb広告市場です。
個人でもYahoo!やGoogleのリスティング広告やディスプレイ広告がすぐに出来ます。
広告を企業としてやるのならば、目標や目的を持って始めるはずです。
- 何人店舗に来て欲しいとか
- この商品を何個売りたいとか
- いくら売上が欲しいとか
そういった最終的なゴールがあってそこが目的なはずなのに
予算を減らしすぎたり、かなりの少額で始めると広告の手段も無くなるのです。
この手段を減らす事が結果として目的(ゴール)が達成できない
つまり広告が失敗する、不発に終わってしまった。と言う結果になってしまいます。
広告予算と手段って関係あるの?
広告予算が少ないと1日の広告配信があっと言う間に終わってしまったり
出来るメニューに制限が掛かったりします。
一番影響が出るのが1日の予算が切れてしまうと言う事です。
1日の予算切れを起こすとwebでの広告は一切表示されません。
広告が表示されないと言う事は成約や問い合わせに繋がる可能性は0%
せっかく商品やサービスを求めているユーザーに広告を当てるチャンスがあるのに
広告が表示されていないと言う事は本来の目的から大きくずれます。
また、予算が少ないと配信出来る広告メニューにも制限が掛かります。
一般的にwebの広告でイメージしやすいのが、検索結果で上の方へ表示する広告だったり
バナーで配信する広告をイメージされる方が多いと思います。
最近はそういった昔からある広告に加えてスマートフォンの伸びに伴って
新しい広告がどんどん出てきています。
簡単に言うと広告の魅せ方の違いではありますが、
- どの時間に
- どういったターゲットに
- どの広告を当てる
みたいな事を繰り返し行っていかないと広告の効果を最大限発揮する事は
どんなプロフェッショナルな人でも難しいです。
なので少し余裕をもった予算組みをして、色々な広告から一番適切なものを
絞って行く方が絶対に成功します。
少額で試してみて良かったら増額
と言う考え方が間違っているとは言いませんが
大きく予算投下して、無駄を削って絞っていく
方が成功確率が圧倒的に高いと僕は考えています。
広告代理店を使う?自分でやる?
広告もwebサイト制作も自分でやろうと思えばすぐに簡単に出来ます。
ただしサイトを更新したり広告の最適化まで全て自分でやろうとすると
普段の実務に広告運用や制作と言う1つ大きな仕事が加わるので大概の人が手が回らない状況になります。
その分メリットとして掛かるコストは最低限のコストで済みます。
Web全般を広告代理店や制作会社に丸投げして、結果として売上が上がれば双方にとって理想形ではありますが
仕事を丸投げすると言う事はそれなりに予算が掛かります。
ユーザー車検とディーラーに車検を通してもらうと値段が全然違いますよね?
代理店や制作会社は技術やサービスが見づらいので少しでも手数料を安くしたいと言う方もいますが
僕ら広告代理店や制作会社の人間も生活があるので、その辺はご理解して欲しいといつも思います。
全て自分でやるにしても広告代理店に任せるにしても
大事な事は本来の目的やwebでのゴール(目標)を見続ける事です。
僕は広告代理店の人間なので当然、代理店に任せすべきだ
と・・だけ言っておきます 笑
最終的には担当とのフィーリングが一番大事?
無数にいる広告代理店の選び方ですが
僕は代理店選びは、営業と運用担当とのフィーリングが一番大事だと思ってます。
運用レベルや知識、スキルがどうしても視感で見れない分
ストレス無く会話やビジネスが出来る事が重要です。
もちろん運用スキルや資格、スキルも大切ですがそれ以上にフィーリングが大切
運用する商材や商品、サービスの事を一番詳しいのは広告主ですよね?
同ジャンルの運用実績があっても、全く同じ会社、サービスと言う事は
ほとんどの場合、ありえないですよね?
僕は本当に出来る運用は
広告主と同レベルで商品知識がある事
だと思っています。
広告主と同レベルの商品知識をつける為には
営業的なコミュニケーションスキルやヒアリングスキルも必要です。
出来ればちゃんと会って自分とのフィーリングが良い担当とやり取りすると
上手くいきます。
(広告結果が良くても担当とのフィーリングが合わないとお互いストレスが溜まりますよ)
最後に
今回はイメージしてもらいたい事としては、小さな街の商店街のオジサンに
- webで売上作りたい
- 集客したい
- サイトを作りたい
でもパソコンは持ってない!笑
などのいわゆる「ざっくり相談系」の質問に対する答えを僕なりにまとめてみました。
もう少しで2016年も終わり。
来年に向けて、あなたも、web戦略を考えてみてはどうですか?
おわり
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